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RPA

RPAって何だろう?

投稿日:2019年5月13日 更新日:

私はRPAロボ開発に携わるお仕事をしています。

なのでしょっちゅう「RPAって何ですか?」と聞かれます。

RPAは、日本のビジネス界で2015年頃からじわじわと有名になってきた言葉ではありますが、まだまだ「知らない」「よくわからない」と感じている人が多いのだと感じます。

そこでこの記事では「RPAって何?」という問いに対しての私なりの答えを書いていきたいと思います。

「うちの職場でRPAというものを導入するらしいんだけど何それ?」

「ここ数年、たまにRPAという言葉を聞くけどよくわからない」

「気になる言葉だからちょっと詳しく知りたい。」

そんな全ての方の参考にしてもらえれば嬉しいです(^^)/~~~

 

RPAとは何か?

そもそもRPAという言葉は何だろう?

RPAとは、Robotic Process Automation の略で、直訳すると「ロボットによるプロセスの自動化」という意味になります。ちょっとした事務仕事などをロボットにやってもらおうという事です。デジタルレイバーと呼ばれることもあります。

RPAとは、「AI」みたいなデジタル&ビジネスの世界で提唱されている概念なのです。

概念?ますます意味わからん?という人のためにもっと説明してみます。

えっと、まずメロンは何でしょう?答えはフルーツです。甘くて美味しいフルーツです。

ライオンは何でしょう?答えは動物です。カッコいいけど危険な動物です。

ではRPAは?答えは概念です。単純なルーティーン作業を機械にやってもらおうという概念です。

※ただし、AIの様に機械が自分で考えたり、自分で判断をしてやってくれる訳ではなく、人間が細かく指定した作業プロセスを再現するだけです。

「いや、まだまだ全然わからないよ!」という突っ込みもあるかとは思いますが、続けます(>_<)

 

例えば、こんな単純作業の繰り返しをするお仕事があったとします。

(1)大量の請求書データを渡される。

(2)その請求書を見ながら、会社の請求情報システムにひたすら登録する。

(3)1と2を延々と繰り返す。

そんな作業をひたすらにやっていたらこんな考えが頭に浮かぶかもしれません。

think

請求書データが送られてきたら、自動的に内容確認〜システムに登録まで機械がやってくれてもよくない?

これですよ、これ!ここでRPAの出番なわけです。

だって、手順は明確なわけだし、わざわざあなたがコレをやらなくてもよくないですか?

デジタルレイバー(=RPA) にお任せしちゃいましょう!

think

それなら、デジタルレイバーの方がわかりやすくない?なんでRPAとかややこしい言い方をするの?

私がRPAについて説明したとき、こんな質問を頂いたことがあります。これはもう、はい、その通りですね。としか言いようがないです。けれど世間的にRPAで浸透しちゃったのでRPAという言葉を使う方が伝わるし、もうRPAと言うしかないよねって状況です。

RPAという言葉が生まれた経緯

なぜRPAという言い方が広まったのかについては、Blue Prism というイギリスの会社がこの概念を提唱しだしたから…と言われています。こちらの会社は2001年頃に設立され、2005年頃からRPAツールの先駆けともいえる商品を開発・販売しているまさにRPAのパイオニア的存在といえる企業です。

そのRPAのパイオニア企業が、

Whiteman
It’s ロボティック・プロセス・オートメーション!!
Say RPA!!

と言い始めたわけです。(こういう言い方ではないかもしれません…)

そして、そのまま世間に広まった(バズった)ので、デジタルレイバーではなく主にRPAという言葉で語られることが多いのです。

RPAツールとは?

上で説明した様に、RPAとはつまりはデジタルレイバーに単純作業をやってもらおう!という概念です。

そしてこの概念を実現させるために生み出されたツールの事を、RPAツールといいます。BizRobo・UiPath・Blue Prism・WinActor・Automation Anywhereなど様々なRPAツールが開発され、業務自動化市場で現在しのぎを削っています。

簡単に「業務を機械にやってもらう!」とは言っても、「いや、そんな自動で仕事をやってくれるものを作る技術は私にはないので無理っす…。」ってなりますよね? 技術はあっても、「いや、そんなのいちいち作ってられない。作るのに時間かかります…。」というパターンもあると思います。

RPAツールを使えば、簡単に・プログラミングなしで・短時間で(注①)ちょっとしたルーティンワークを代行してくれるものを作れます。例えば最初に例を挙げた「請求書データが送られてきたら、自動的に内容確認〜システムに登録まで機械がやってくれる」ようなものです。

そして、これをRPA業界ではロボットと表現しています。

ロボットという言い方はたまに誤解を招くのですが、このような物理的なロボットではもちろんないです。笑

あくまでパソコンの中で、RPAツールによって作られたロボットが、Excelを開いてデータをとったり、そのデータを利用してGoogleで検索をして必要な情報をとってきたり、その情報をメールソフトを立ち上げてメールで送信してくれたり…などしてくれるイメージです。

Excelを開いたり、Googleで検索したり、会社のシステムを開いたり、画面上のアプリケーションの操作を、事前に設定された手順に従ってソフトウェアのロボットが代替してくれるので、従来の自動化システムよりも自由度が高いです。機械がやるからミスもないです(たぶん)。

注①/イチからプログラムを書いてシステムを作るよりは簡単という意味です。多少複雑な処理を行わせたい場合は高度なIT知識が必要になることもありますし、RPAツールをある程度使いこなすまでには、もちろん学習が必要です。

なぜ今RPAが注目されているの?

「働き方改革」という言葉が今しきりに叫ばれていますよね。悲しいことに、日本は他国に比べて生産性が低いとか、効率が悪いなどとよく言われます。加えて人口も減ってきています。最近、やたらとアルバイトや就職のCMを見かけるのは景気がいいからというだけではありません。人手が足りなくなってきているのです…。

今、余裕が多少でもあるうちに業務を効率化して、将来に備えない企業に未来はないのではないか…?そんな不安感を感じている企業は多いです。

そして、その解決策としてRPAは注目されているのです。将来的にはAI+RPA の組み合わせでさらなる効率化を推し進められていくのではないか?とも考えられています。

まとめ

RPAとは、単純なルーティーン作業を、パソコンの中で動くソフトにやってもらおうという概念です。

この概念を実現すべく開発されたRPAツールによって、お好みの自動化処理をするロボットを作り、実現していきます。

AIと競合しているとか言われることもありますが、どちらかといえばAIと協力して仕事を自動化していくイメージのものです。

参考になりましたでしょうか?

質問・文句などがあればお気軽に私のTwitterなどにコメント下さいね(*^-^*)!

-RPA

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